電材部品ブログ

富士電線工業のVVFシリーズの特徴

富士電線工業のVVFシリーズの特徴

富士電線工業のVVFシリーズは、さまざまなユーザーのニーズに応えられるよう、豊富なラインナップで製品が展開されています。そのため、中には「どのVVFを選んだら良いのかわからない」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、富士電線工業のVVFシリーズの特徴やおすすめの使用場所、各製品の選び方を紹介します。製品選びにお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。 目次 VVFシリーズの特徴 VVFシリーズの商品ラインナップ VVF カラーVVF 200タイプVVF E-VVF 200タイプE-VVF E-VVFセパレートタイプ 200タイプE-VVFセパレートタイプ VVFシリーズの選び方・比較ポイント VVFシリーズの特徴 富士電線工業ではさまざまな電線やコードを取り扱っており、中でも屋内配線に特化したVVFシリーズは、全国で約25%のシェアを誇る主力製品です。一般家屋や商業施設など、4軒に1軒は富士電線工業のVVFシリーズを使用しています。 富士電線工業のVVFシリーズは、絶縁体とシースが自己消火性なので、災害時における安全性が高いです。また、絶縁体とシースに色が着いているため、回路識別しやすく、配線工事の際につなぎ間違いを起こしにくいといった特徴があります。 富士電線工業で取り扱っているVVFシリーズは、「VVF」「カラーVVF」「200タイプVVF」「E-VVF」「200タイプE-VVF」「E-VVFセパレートタイプ」「200タイプE-VVFセパレートタイプ」の7種類です。 VVFシリーズの商品ラインナップ ここでは、富士電線工業のVVFシリーズをご紹介していきます。 VVF 富士電線工業のVVFは、住宅および建築物の屋内配線、またはエアコン配線用に使用できる配線用電線です。 VVFには2芯タイプと3芯タイプがあり、2芯タイプの絶縁体は黒・白の2色、3芯タイプの絶縁体は黒・白・赤の3色で作られています。シースの色はどちらも灰色です。 配線コードの太さは、5.5mmと8mmの2種類用意されています。許容電流は2芯の5.5mmタイプが33アンペア、2芯の8mmタイプが42アンペア、3芯の5.5mmタイプが28アンペア、2芯の8mmタイプが36アンペアです。 使用温度は最高60度、最低マイナス25度~マイナス15度とされています。 カラーVVF 富士電線工業のカラーVVFも、住宅などの屋内配線、およびエアコン配線用に使用できる電線です。シースが着色されているため、複雑な回路もシースの色別に配線工事を行えば、つなぎ間違いを防止できます。 シースの色は、絶縁体の色が黒・白・緑のうち、導体径1.6mmが赤と白の2色、2.0mmが赤・白・青の3色です。絶縁体の色が黒・白または黒・白・赤のものは、赤・青・黒・白・茶・橙・クリームの7色で展開されています。 許容電流はシースおよび絶縁体の色に関係なく、3芯の1.6mmタイプが15アンペア、2.0mmタイプが20アンペア、2芯の1.6mmタイプが18アンペア、2.0mmタイプが23アンペアです。使用温度は最高60度、最低マイナス25度~マイナス15度とされています。 200タイプVVF 富士電線工業の200タイプVVFは、エアコンやHI調理器具、エコキュートなど消費電力の大きい200V回路配線用に使用される電線です。...

富士電線工業のVVFシリーズの特徴

富士電線工業のVVFシリーズは、さまざまなユーザーのニーズに応えられるよう、豊富なラインナップで製品が展開されています。そのため、中には「どのVVFを選んだら良いのかわからない」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、富士電線工業のVVFシリーズの特徴やおすすめの使用場所、各製品の選び方を紹介します。製品選びにお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。 目次 VVFシリーズの特徴 VVFシリーズの商品ラインナップ VVF カラーVVF 200タイプVVF E-VVF 200タイプE-VVF E-VVFセパレートタイプ 200タイプE-VVFセパレートタイプ VVFシリーズの選び方・比較ポイント VVFシリーズの特徴 富士電線工業ではさまざまな電線やコードを取り扱っており、中でも屋内配線に特化したVVFシリーズは、全国で約25%のシェアを誇る主力製品です。一般家屋や商業施設など、4軒に1軒は富士電線工業のVVFシリーズを使用しています。 富士電線工業のVVFシリーズは、絶縁体とシースが自己消火性なので、災害時における安全性が高いです。また、絶縁体とシースに色が着いているため、回路識別しやすく、配線工事の際につなぎ間違いを起こしにくいといった特徴があります。 富士電線工業で取り扱っているVVFシリーズは、「VVF」「カラーVVF」「200タイプVVF」「E-VVF」「200タイプE-VVF」「E-VVFセパレートタイプ」「200タイプE-VVFセパレートタイプ」の7種類です。 VVFシリーズの商品ラインナップ ここでは、富士電線工業のVVFシリーズをご紹介していきます。 VVF 富士電線工業のVVFは、住宅および建築物の屋内配線、またはエアコン配線用に使用できる配線用電線です。 VVFには2芯タイプと3芯タイプがあり、2芯タイプの絶縁体は黒・白の2色、3芯タイプの絶縁体は黒・白・赤の3色で作られています。シースの色はどちらも灰色です。 配線コードの太さは、5.5mmと8mmの2種類用意されています。許容電流は2芯の5.5mmタイプが33アンペア、2芯の8mmタイプが42アンペア、3芯の5.5mmタイプが28アンペア、2芯の8mmタイプが36アンペアです。 使用温度は最高60度、最低マイナス25度~マイナス15度とされています。 カラーVVF 富士電線工業のカラーVVFも、住宅などの屋内配線、およびエアコン配線用に使用できる電線です。シースが着色されているため、複雑な回路もシースの色別に配線工事を行えば、つなぎ間違いを防止できます。 シースの色は、絶縁体の色が黒・白・緑のうち、導体径1.6mmが赤と白の2色、2.0mmが赤・白・青の3色です。絶縁体の色が黒・白または黒・白・赤のものは、赤・青・黒・白・茶・橙・クリームの7色で展開されています。 許容電流はシースおよび絶縁体の色に関係なく、3芯の1.6mmタイプが15アンペア、2.0mmタイプが20アンペア、2芯の1.6mmタイプが18アンペア、2.0mmタイプが23アンペアです。使用温度は最高60度、最低マイナス25度~マイナス15度とされています。 200タイプVVF 富士電線工業の200タイプVVFは、エアコンやHI調理器具、エコキュートなど消費電力の大きい200V回路配線用に使用される電線です。...

富士電線工業の電線の特徴や種類

富士電線工業の電線の特徴や種類

富士電線工業は、電線だけでなく各種ケーブルやコードを豊富に取り扱う老舗の電線メーカーです。富士電線工業の電線は国内でのシェア数が高く、現在は海外でも同社の製品が使用されています。 今回は、富士電線工業で取り扱っている電線の種類や特徴とともに、他のメーカーと違うポイントを解説していきます。富士電線工業の電線について理解を深めたい方は、ぜひ参考にしてください。 目次 富士電線工業の電線の特徴 他のメーカーとの違い 富士電線工業の電線の種類 VVF EM-EEF CVF E-VVF アース(二層) アース(一層) 富士電線工業の電線の特徴 富士電線工業は、1955年創業の老舗メーカーです。取り扱っている電線は、VVF・CVF・EM-EEF・E-VVF・アース(一層/二層)と幅広く、その他にもキャブタイヤケーブルや溶接用・マイクロホン用・計装用・通信用など、複数のケーブルを取り扱っています。 VVFは、全国で約25%のシェア数を誇っているため、4軒に1軒は富士電線工業のVVFを使用している点が特徴です。家電分野でも、炊飯器用コードの90%、クリーナーコードの80%が富士電線工業の製品を使用しています。 富士電線工業の製品は、国内だけでなく海外でも使用されているので、幅広い国や人々から支持を受けているメーカーといえるでしょう。 他のメーカーとの違い 富士電線工業は、キャブタイヤケーブルの種類や在庫数が国内トップレベルを誇るメーカーです。キャブタイヤケーブルを含めた各種電線の品質が高く、価格もリーズナブルに設定されている点も、他メーカーより優れているポイントといえます。 先にご紹介したとおり、富士電線工業のVVFや炊飯器用コード、クリーナーコードは国内シェア数が高い点も他メーカーにはない強みです。近年では、電気自動車用の充電ケーブルや新エネルギー関連の電線もしています。 富士電線工業の電線の種類 この項目では、富士電線工業で取り扱っている電線をご紹介します。 VVF VVFは、屋内配線やエアコン配線用の電線です。絶縁体やシースが自己消火性で造られているので、耐熱性に優れています。絶縁体とシースに色付けができるため、回路識別を簡単にできる点も特徴です。 富士電線工業では、住宅・エアコン配線用の他、200V回路配線用の「200タイプVVF」、アース線が必要な回路用の「公団用VVF」、回路の識別が可能な「カラーVVF」を取り扱っています。 EM-EEF EM-EEFは、先にご紹介したVVFと同様に、屋内配線やエアコン配線に使用する電線です。ただし、VVFと違い、ハロゲンや鉛を含まない無害で環境に優しい被服素材を使用しているため、エコ電線とも呼ばれています。 EM-EEFは再利用するための分別がしやすく、焼却や埋め立てをしても有害物質を発さない点が特徴です。富士電線工業のEM-EEFは、絶縁体とシースに色付けした4タイプを取り扱っており、従来のVVFよりも耐熱温度が高く、許容電流値が大きいといった特徴があります。 CVF CVFは、電気自動車の充電設備やIHクッキングヒーター、エコキュートなどのオール電化製品に使用できる電線です。絶縁体に架橋ポリエチレンを使用しているため、VVFよりも許容電流値が大きいという特徴があります。 富士電線工業で取り扱っているCVDは、許容電流値23Aまでの「CVF1.6mm」、32Aまでの「CVF2.0mm」「200タイプ2.0mm」、アース付きの「200タイプ...

富士電線工業の電線の特徴や種類

富士電線工業は、電線だけでなく各種ケーブルやコードを豊富に取り扱う老舗の電線メーカーです。富士電線工業の電線は国内でのシェア数が高く、現在は海外でも同社の製品が使用されています。 今回は、富士電線工業で取り扱っている電線の種類や特徴とともに、他のメーカーと違うポイントを解説していきます。富士電線工業の電線について理解を深めたい方は、ぜひ参考にしてください。 目次 富士電線工業の電線の特徴 他のメーカーとの違い 富士電線工業の電線の種類 VVF EM-EEF CVF E-VVF アース(二層) アース(一層) 富士電線工業の電線の特徴 富士電線工業は、1955年創業の老舗メーカーです。取り扱っている電線は、VVF・CVF・EM-EEF・E-VVF・アース(一層/二層)と幅広く、その他にもキャブタイヤケーブルや溶接用・マイクロホン用・計装用・通信用など、複数のケーブルを取り扱っています。 VVFは、全国で約25%のシェア数を誇っているため、4軒に1軒は富士電線工業のVVFを使用している点が特徴です。家電分野でも、炊飯器用コードの90%、クリーナーコードの80%が富士電線工業の製品を使用しています。 富士電線工業の製品は、国内だけでなく海外でも使用されているので、幅広い国や人々から支持を受けているメーカーといえるでしょう。 他のメーカーとの違い 富士電線工業は、キャブタイヤケーブルの種類や在庫数が国内トップレベルを誇るメーカーです。キャブタイヤケーブルを含めた各種電線の品質が高く、価格もリーズナブルに設定されている点も、他メーカーより優れているポイントといえます。 先にご紹介したとおり、富士電線工業のVVFや炊飯器用コード、クリーナーコードは国内シェア数が高い点も他メーカーにはない強みです。近年では、電気自動車用の充電ケーブルや新エネルギー関連の電線もしています。 富士電線工業の電線の種類 この項目では、富士電線工業で取り扱っている電線をご紹介します。 VVF VVFは、屋内配線やエアコン配線用の電線です。絶縁体やシースが自己消火性で造られているので、耐熱性に優れています。絶縁体とシースに色付けができるため、回路識別を簡単にできる点も特徴です。 富士電線工業では、住宅・エアコン配線用の他、200V回路配線用の「200タイプVVF」、アース線が必要な回路用の「公団用VVF」、回路の識別が可能な「カラーVVF」を取り扱っています。 EM-EEF EM-EEFは、先にご紹介したVVFと同様に、屋内配線やエアコン配線に使用する電線です。ただし、VVFと違い、ハロゲンや鉛を含まない無害で環境に優しい被服素材を使用しているため、エコ電線とも呼ばれています。 EM-EEFは再利用するための分別がしやすく、焼却や埋め立てをしても有害物質を発さない点が特徴です。富士電線工業のEM-EEFは、絶縁体とシースに色付けした4タイプを取り扱っており、従来のVVFよりも耐熱温度が高く、許容電流値が大きいといった特徴があります。 CVF CVFは、電気自動車の充電設備やIHクッキングヒーター、エコキュートなどのオール電化製品に使用できる電線です。絶縁体に架橋ポリエチレンを使用しているため、VVFよりも許容電流値が大きいという特徴があります。 富士電線工業で取り扱っているCVDは、許容電流値23Aまでの「CVF1.6mm」、32Aまでの「CVF2.0mm」「200タイプ2.0mm」、アース付きの「200タイプ...

電線とは?種類や用途について解説

電線とは?種類や用途について解説

電線とは何かと質問されると、多くの人が電柱から伸びている線を思い浮かべるでしょう。しかし、電線は電柱から伸びている線だけでなく、家の中や家電など私たちの生活をいたるところで支えているので、今の暮らしを維持するためには欠かせない製品といえます。そこで今回は、電線とは何かといった基本情報から、電線の種類と用途や電線を取り扱っているメーカーをご紹介します。電線について知識を深めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。 目次 電線とは 電線の種類と用途 VVFケーブル CVケーブル EM-EEFケーブル IV電線・HIV電線 KIP電線 電線を取り扱う主要メーカー 富士電線工業 矢崎 弥栄電線 協和電線工業 住電HSTケーブル SFCC フジクラ 行田電線 カワイ 電線とは 電線とは、絶縁体で覆われている導体の総称です。具体的には、発電所でつくられた電気を送る電力用電線、音声や映像などのデータを送る通信用電線、電気機器の内部で使用される巻線などがあります。 なお、光ファイバーケーブルはケーブルに分類されるため、厳密にいうと電力用電線ではありません。そのため、通信用電線には電話用ケーブルやテレビカメラ用ケーブルなど、光ファイバーケーブル以外のものが分類されます。 電線の種類と用途 この項目では、用途別に主要な電線の種類を5つご紹介します。 VVFケーブル VVFケーブルとは、「600Vビニル絶縁 ビニルシース平形ケーブル」の総称です。ビニル絶縁で覆った導体をさらにビニルシースで覆うため、耐水性に優れています。 コンセントや照明回路、換気ファンや空調機など、屋内の機械設備機器へ電源供給をする際に使用されることが多いです。 VVFケーブルには種類ごとに許容電流が決められており、芯の太さが1.6mmのものは18A、2.0mmは23A、2.6mmは32Aまでとされています。配線先の電気器具の消費電量が少ない場合は細い芯、多い場合は太い芯を使用します。 CVケーブル...

電線とは?種類や用途について解説

電線とは何かと質問されると、多くの人が電柱から伸びている線を思い浮かべるでしょう。しかし、電線は電柱から伸びている線だけでなく、家の中や家電など私たちの生活をいたるところで支えているので、今の暮らしを維持するためには欠かせない製品といえます。そこで今回は、電線とは何かといった基本情報から、電線の種類と用途や電線を取り扱っているメーカーをご紹介します。電線について知識を深めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。 目次 電線とは 電線の種類と用途 VVFケーブル CVケーブル EM-EEFケーブル IV電線・HIV電線 KIP電線 電線を取り扱う主要メーカー 富士電線工業 矢崎 弥栄電線 協和電線工業 住電HSTケーブル SFCC フジクラ 行田電線 カワイ 電線とは 電線とは、絶縁体で覆われている導体の総称です。具体的には、発電所でつくられた電気を送る電力用電線、音声や映像などのデータを送る通信用電線、電気機器の内部で使用される巻線などがあります。 なお、光ファイバーケーブルはケーブルに分類されるため、厳密にいうと電力用電線ではありません。そのため、通信用電線には電話用ケーブルやテレビカメラ用ケーブルなど、光ファイバーケーブル以外のものが分類されます。 電線の種類と用途 この項目では、用途別に主要な電線の種類を5つご紹介します。 VVFケーブル VVFケーブルとは、「600Vビニル絶縁 ビニルシース平形ケーブル」の総称です。ビニル絶縁で覆った導体をさらにビニルシースで覆うため、耐水性に優れています。 コンセントや照明回路、換気ファンや空調機など、屋内の機械設備機器へ電源供給をする際に使用されることが多いです。 VVFケーブルには種類ごとに許容電流が決められており、芯の太さが1.6mmのものは18A、2.0mmは23A、2.6mmは32Aまでとされています。配線先の電気器具の消費電量が少ない場合は細い芯、多い場合は太い芯を使用します。 CVケーブル...

VVFケーブルとは?種類や比較ポイントを紹介

VVFケーブルとは?種類や比較ポイントを紹介

VVFケーブルは、建物の中で使用される電線です。主に、一般家屋や商業施設などの照明やコンセント回路で使用されます。ただし、VVFケーブルにはいくつか種類があるため、使用する際には用途別の使い分けが必要です。 そこで今回は、VVFケーブルの種類を用途別に解説していきます。VVFケーブルの選び方や比較ポイント、取り扱いメーカーもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。 目次 VVFケーブルとは VVFケーブルの種類・用途 VA線 イチロクニシンFケーブル エフ VVFケーブルの交換時期の目安 VVFケーブルの選び方・比較ポイント VVFケーブルを扱う主なメーカー VVFケーブルとは VVFケーブルとは、一般住宅や商業施設など建物の屋内配線に使用される電線です。特に、15Aまでの照明やコンセント回路の電源供給用ケーブルとして活用されています。 VVFケーブルの構造は、「600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形」の外側をビニルシースで覆っただけのシンプルなつくりですが、耐候性に優れている点が特徴です。シースは2芯が白・黒、3芯が白・黒・赤と色分けされているので、配線工事でのつなぎ間違いの防止に役立ちます。 VVFケーブルの種類・用途 ここでは、VVFケーブルの種類を用途別に紹介していきます。 VA線 VA線はVVFケーブルの別称で、主に西日本で呼ばれていた名称です。 VA線は「Vinyl Armored Cable」の頭文字を取って名付けられました。昭和39年3月にJIS規格が制定・改称されるまで西日本ではVVFケーブルのことをVA線、またはVAと呼んでいました。 VA線はVVFケーブルの呼び名が変わっただけなので、特徴や用途はVVFケーブルと同じです。 VA線のおすすめポイント 耐候性に優れている 芯が色分けされているため、配線工事でつなぎ間違いを起こしにくい イチロクニシンFケーブル イチロクニシンFケーブルとは、VVFケーブルの芯が1.6mmで、芯の数が2本のケーブルです。胴の心線をビニール樹脂で二重に覆っているため、天井などへの露出配線用としても活用できます。 また、芯がグレーや赤・黄色・青に色分けされているので、配線工事でつなぎ間違いを起こしにくい点も特徴です。 イチロクニシンFケーブルのおすすめポイント 天井などへの露出配線用にも使用できる...

VVFケーブルとは?種類や比較ポイントを紹介

VVFケーブルは、建物の中で使用される電線です。主に、一般家屋や商業施設などの照明やコンセント回路で使用されます。ただし、VVFケーブルにはいくつか種類があるため、使用する際には用途別の使い分けが必要です。 そこで今回は、VVFケーブルの種類を用途別に解説していきます。VVFケーブルの選び方や比較ポイント、取り扱いメーカーもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。 目次 VVFケーブルとは VVFケーブルの種類・用途 VA線 イチロクニシンFケーブル エフ VVFケーブルの交換時期の目安 VVFケーブルの選び方・比較ポイント VVFケーブルを扱う主なメーカー VVFケーブルとは VVFケーブルとは、一般住宅や商業施設など建物の屋内配線に使用される電線です。特に、15Aまでの照明やコンセント回路の電源供給用ケーブルとして活用されています。 VVFケーブルの構造は、「600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形」の外側をビニルシースで覆っただけのシンプルなつくりですが、耐候性に優れている点が特徴です。シースは2芯が白・黒、3芯が白・黒・赤と色分けされているので、配線工事でのつなぎ間違いの防止に役立ちます。 VVFケーブルの種類・用途 ここでは、VVFケーブルの種類を用途別に紹介していきます。 VA線 VA線はVVFケーブルの別称で、主に西日本で呼ばれていた名称です。 VA線は「Vinyl Armored Cable」の頭文字を取って名付けられました。昭和39年3月にJIS規格が制定・改称されるまで西日本ではVVFケーブルのことをVA線、またはVAと呼んでいました。 VA線はVVFケーブルの呼び名が変わっただけなので、特徴や用途はVVFケーブルと同じです。 VA線のおすすめポイント 耐候性に優れている 芯が色分けされているため、配線工事でつなぎ間違いを起こしにくい イチロクニシンFケーブル イチロクニシンFケーブルとは、VVFケーブルの芯が1.6mmで、芯の数が2本のケーブルです。胴の心線をビニール樹脂で二重に覆っているため、天井などへの露出配線用としても活用できます。 また、芯がグレーや赤・黄色・青に色分けされているので、配線工事でつなぎ間違いを起こしにくい点も特徴です。 イチロクニシンFケーブルのおすすめポイント 天井などへの露出配線用にも使用できる...

PF管とは?種類や比較ポイントを紹介

PF管とは?種類や比較ポイントを紹介

PF管とは、合成樹脂製可とう電線管の1種です。自己消火性と耐候性を備えているため、露出配管を施行する際の使用に適しています。ただし、PF管には2つの種類があるので、現場ごとに製品の使いわけが必要です。 そこで今回は、PF管の基本情報からPE管の種類、交換時期の目安について解説します。記事の後半ではPF管を扱っているメーカーについても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください 目次 PF管とは CD管との違い PF管の種類・用途 PF管の交換時期の目安 PF管の選び方・比較ポイント PF管を扱う主なメーカー 未来工業 パナソニック 古河電気工業 PF管とは PF管とは、自己消火性を備えた柔軟性の高い合成樹脂製可とう電線管の1つです。エアコンの配管を壁や天井の中に隠し、外から見えないように施行する「隠蔽配線」や、配管をあえてむき出しにして施行する「露出配線」を施行する際に使用します。 PF管は耐候性に優れているため、直射日光が当たる屋外の電線やケーブルを保護する際も便利です。特に、太陽発電パネルの接続電線を保護する際の管として多く使用されています。 CD管との違い 合成樹脂製可とう電線管には、PF管の他にCD管もあります。PF管とCD管の大きな違いは、自己消火性と耐候性の有無です。 PF管は自己消火性と耐候性を備えているため、隠居配線や露出配線でも活用できます。CD管には自己消火性や耐候性が備わっていないので、電線管として使用する場合はコンクリートへ埋め込む方法でしか使用できません。 なお、PF管もコンクリートへ埋め込んで使用できますが、PF管はCD管より高価なため、この場合は安価なCD管を使用するケースが多いです。CD管の色はオレンジのみですが、PF管は白・黒・アイボリーなど豊富なカラーから選択できる点も違います。 PF管の種類・用途 PF管の種類は、屋内外さまざまな場所で使用できる「PFS管」と、より紫外線の影響を受けにくい「PED管」の2つです。 PF管の交換時期の目安 PF管は合成樹脂の効果で耐久性に優れており、時間による経年劣化も受けにくいです。また、合成樹脂は微生物の分解による化学変化も起きにくい素材なので、コンクリートや地中に埋め込んで使用した場合でも、痛みにくいです。そのため、地中や屋内で使用する場合は特に交換の必要性がありません。 ただし、太陽光発電パネルの接続電線を保護する場合は、日光だけでなく雨風の影響も終日受けるので、PF管は20年ほどで交換時期を迎えます。交換しないまま使用していると、PF管にヒビや割れが生じ、電線がむき出しになってしまうので、注意をしましょう。 PF管の選び方・比較ポイント PF管は基本的に汎用性の高いPES管を使用しますが、太陽光に終日さらされる場所では、より耐候性と耐久性の高いPED管の利用がおすすめです。 また、PF管を選ぶ際は、保護する電線の本数や太さによって適切な内径を選びましょう。 電線の太さ 電線の本数とCD管の最小内径 (mm)...

PF管とは?種類や比較ポイントを紹介

PF管とは、合成樹脂製可とう電線管の1種です。自己消火性と耐候性を備えているため、露出配管を施行する際の使用に適しています。ただし、PF管には2つの種類があるので、現場ごとに製品の使いわけが必要です。 そこで今回は、PF管の基本情報からPE管の種類、交換時期の目安について解説します。記事の後半ではPF管を扱っているメーカーについても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください 目次 PF管とは CD管との違い PF管の種類・用途 PF管の交換時期の目安 PF管の選び方・比較ポイント PF管を扱う主なメーカー 未来工業 パナソニック 古河電気工業 PF管とは PF管とは、自己消火性を備えた柔軟性の高い合成樹脂製可とう電線管の1つです。エアコンの配管を壁や天井の中に隠し、外から見えないように施行する「隠蔽配線」や、配管をあえてむき出しにして施行する「露出配線」を施行する際に使用します。 PF管は耐候性に優れているため、直射日光が当たる屋外の電線やケーブルを保護する際も便利です。特に、太陽発電パネルの接続電線を保護する際の管として多く使用されています。 CD管との違い 合成樹脂製可とう電線管には、PF管の他にCD管もあります。PF管とCD管の大きな違いは、自己消火性と耐候性の有無です。 PF管は自己消火性と耐候性を備えているため、隠居配線や露出配線でも活用できます。CD管には自己消火性や耐候性が備わっていないので、電線管として使用する場合はコンクリートへ埋め込む方法でしか使用できません。 なお、PF管もコンクリートへ埋め込んで使用できますが、PF管はCD管より高価なため、この場合は安価なCD管を使用するケースが多いです。CD管の色はオレンジのみですが、PF管は白・黒・アイボリーなど豊富なカラーから選択できる点も違います。 PF管の種類・用途 PF管の種類は、屋内外さまざまな場所で使用できる「PFS管」と、より紫外線の影響を受けにくい「PED管」の2つです。 PF管の交換時期の目安 PF管は合成樹脂の効果で耐久性に優れており、時間による経年劣化も受けにくいです。また、合成樹脂は微生物の分解による化学変化も起きにくい素材なので、コンクリートや地中に埋め込んで使用した場合でも、痛みにくいです。そのため、地中や屋内で使用する場合は特に交換の必要性がありません。 ただし、太陽光発電パネルの接続電線を保護する場合は、日光だけでなく雨風の影響も終日受けるので、PF管は20年ほどで交換時期を迎えます。交換しないまま使用していると、PF管にヒビや割れが生じ、電線がむき出しになってしまうので、注意をしましょう。 PF管の選び方・比較ポイント PF管は基本的に汎用性の高いPES管を使用しますが、太陽光に終日さらされる場所では、より耐候性と耐久性の高いPED管の利用がおすすめです。 また、PF管を選ぶ際は、保護する電線の本数や太さによって適切な内径を選びましょう。 電線の太さ 電線の本数とCD管の最小内径 (mm)...

CD管とは?種類や比較ポイントを紹介

CD管とは?種類や比較ポイントを紹介

CD管とは、合成樹脂製可とう電線管の1つです。CVケーブルや電力ケーブルをコンクリートへ埋め込む際に電線を保護するために使用しますが、PF管と似ているため、両者の違いがわからない方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、CD管の基本情報やPF管との違いについて解説します。記事内ではCD管の選び方や取り扱いメーカーなども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。 目次 CD管とは PF管との違い CD管の種類・用途 CD管の交換時期の目安 CD管の選び方・比較ポイント CD管を扱う主なメーカー 未来工業 パナソニック 古河電気工業 CD管とは CD管とは、自己消火性のない合成樹脂製可とう電線管です。 CD管には自己消火性がないので、発火の恐れがあるCVケーブルや電力ケーブルをCD管へ通す場合は、CD管そのものをコンクリートに埋没しておく必要があります。ただし、光ケーブルは発火の恐れがないので、CD管が露出していても保護管として使用できます。CD管には強度や耐候性がないため、露出配管として使用されるパターンはほぼありません。 PF管との違い PF管もCD管と同じく合成樹脂製可とう電線管ですが、自己消火性を持ち合わせている点が大きな違いです。 PF管は発火の恐れがあるCVケーブルや電力ケーブルもPF管を露出した状態で通せるため、屋内の露出配線や隠蔽配線に使用できます。PF管はCD管よりも強度や耐候性に優れていて、光ケーブルなどを屋外で保護する管としても使用できることから、CD管より汎用性の高い合成樹脂製可とう電線管といえます。 そのほか、CD管は全メーカーオレンジ色で統一しているのに対し、PF管は黒・白・ベージュ・アイボリーと、カラーバリエーションが豊富な点も大きな違いです。 CD管の種類・用途 CD管の種類は、1つしかありません。主にコンクリート埋没でケーブルを保護する際に使用します。 CD管の交換時期の目安 CD管の主な材料は、合成樹脂です。合成樹脂はアルカリ性のコンクリート内に埋め込んでも腐食する心配がなく、コンクリートは固まっても膨張しないので、施工後にCD管が押しつぶされる心配もありません。 このことから、CD管はコンクリート内に埋め込んで使用した場合、特に交換する必要はありません。 ただし、CD管には耐候性がないため、光ケーブルの保護用として外で使用している場合は、定期的な交換が必要です。雨や紫外線などで劣化したCD管はヒビや割れを起こし、光ケーブルを十分に保護できなくなるので、もし屋外で使用している場合は劣化を認めた段階で速やかに交換を行いましょう。 CD管の選び方・比較ポイント CD管は、内部に通す電線の太さや本数によって、最小内径が決まっています。CD管は1種類しかないため、使用する際は管の太さを基準に最適なサイズを選びましょう。 電線の太さ 電線の本数とCD管の最小内径 (mm)...

CD管とは?種類や比較ポイントを紹介

CD管とは、合成樹脂製可とう電線管の1つです。CVケーブルや電力ケーブルをコンクリートへ埋め込む際に電線を保護するために使用しますが、PF管と似ているため、両者の違いがわからない方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、CD管の基本情報やPF管との違いについて解説します。記事内ではCD管の選び方や取り扱いメーカーなども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。 目次 CD管とは PF管との違い CD管の種類・用途 CD管の交換時期の目安 CD管の選び方・比較ポイント CD管を扱う主なメーカー 未来工業 パナソニック 古河電気工業 CD管とは CD管とは、自己消火性のない合成樹脂製可とう電線管です。 CD管には自己消火性がないので、発火の恐れがあるCVケーブルや電力ケーブルをCD管へ通す場合は、CD管そのものをコンクリートに埋没しておく必要があります。ただし、光ケーブルは発火の恐れがないので、CD管が露出していても保護管として使用できます。CD管には強度や耐候性がないため、露出配管として使用されるパターンはほぼありません。 PF管との違い PF管もCD管と同じく合成樹脂製可とう電線管ですが、自己消火性を持ち合わせている点が大きな違いです。 PF管は発火の恐れがあるCVケーブルや電力ケーブルもPF管を露出した状態で通せるため、屋内の露出配線や隠蔽配線に使用できます。PF管はCD管よりも強度や耐候性に優れていて、光ケーブルなどを屋外で保護する管としても使用できることから、CD管より汎用性の高い合成樹脂製可とう電線管といえます。 そのほか、CD管は全メーカーオレンジ色で統一しているのに対し、PF管は黒・白・ベージュ・アイボリーと、カラーバリエーションが豊富な点も大きな違いです。 CD管の種類・用途 CD管の種類は、1つしかありません。主にコンクリート埋没でケーブルを保護する際に使用します。 CD管の交換時期の目安 CD管の主な材料は、合成樹脂です。合成樹脂はアルカリ性のコンクリート内に埋め込んでも腐食する心配がなく、コンクリートは固まっても膨張しないので、施工後にCD管が押しつぶされる心配もありません。 このことから、CD管はコンクリート内に埋め込んで使用した場合、特に交換する必要はありません。 ただし、CD管には耐候性がないため、光ケーブルの保護用として外で使用している場合は、定期的な交換が必要です。雨や紫外線などで劣化したCD管はヒビや割れを起こし、光ケーブルを十分に保護できなくなるので、もし屋外で使用している場合は劣化を認めた段階で速やかに交換を行いましょう。 CD管の選び方・比較ポイント CD管は、内部に通す電線の太さや本数によって、最小内径が決まっています。CD管は1種類しかないため、使用する際は管の太さを基準に最適なサイズを選びましょう。 電線の太さ 電線の本数とCD管の最小内径 (mm)...