社名 | フローバル株式会社 | |
創業 | 1910年(明治43年) | |
設立 | 1944年(昭和19年) | |
資本金 | 9,000万円 | |
代表者 | 代表取締役 岡田吉高 代表取締役 小林 勇 |
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本社 | 〒550-0005 大阪府大阪市西区西本町1-15-10 辰野西本町ビル14F 0120-453-802(代表) |
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コーポレートサイト | https://flobal.jp/ |
フローバル株式会社は
創業100年企業です
電材部品.comを運営するフローバル株式会社は、1910年(明治43年)に大阪府で創業しました。
以来、今日まで100年あまりの社歴を刻んでまいりました。
継手・バルブ・ホース金具など、配管部品の専門商社としての歴史を持ち、近年はファブレスメーカーとしてステンレス製
継手・バルブ、空調用銅管・冷媒継手理化学用樹脂継手など自社製品の開発にも注力しています。
国内外の有名メーカー品を加えた取扱商品は60万点を越え、主要アイテムは自社在庫による即納体制を整え、全国の製造業
工事業のみなさまにお届けしています。
大阪市水道局向けバルブの鋳造・加工からスタート
【明治43年~昭和19年】明治43年、個人企業「岡田製作所」を旗揚げした創業者、岡田専一(当時25歳)は大阪市水道局向けバルブの鋳造・加工業を始めました。大阪市の第1回水道拡張事業や、第一次世界大戦後の軍事需要などを足がかりに社業を軌道にのせる一方で、独自の製品開発にも情熱を注ぎ、隣家火災により工場を焼失するという不運にも屈せず、苦労の末、ついに「鋼鉄製グリースカップ」を完成させます。
日本初のプレス加工によるこの画期的な注油器は、まもなく内外で評判をよび、英国海軍・ネルソン提督の名をとったシリーズ商品として、岡田を町工場からメーカーへと押し上げる起爆剤になりました。
太平洋戦争中に軍監督工場に指定されたのを機に増産体制に入ります。
現在の主力商品「配管継手」との出会い。
焼け跡からの再出発
【昭和20年~昭和34年】新社名を「日本注油器工業株式会社」に変更し、軍監工場として業績を伸ばしていた矢先、戦災により工場を再び焼失することになります。再出発となった戦後は、新たに商社として生きる道を選び、昭和21年2月21日、商事会社「岡田産業株式会社(現フローバル株式会社)」に生まれ変わりました。戦後の混乱期、初代社長死去の後2代目となった次男、岡田豊は持ち前の商才を発揮。自社製品の注油器のみならず、統制外の切削工具類、果ては焼け跡に転がるモーターまで修理して商品に仕立てる逞しさで社を守り抜きます。ある日、得意先から入手を依頼されたのが「管継手」との出会い。以降、注油器に代わる主力商品として成長。製造販売を開始し、国内に大きく販路を拡大していきます。
商社への飛躍「全国展開」に乗り出す
【昭和35年~昭和51年】東京、名古屋などに営業所を続々開設、台湾輸出を開始日本にとっても、岡田産業(現フローバル株式会社)にとっても高度成長の時代でした。昭和35年に東京、37年に名古屋営業所をそれぞれ開設。全国進出への一歩をしるしました。昭和39年には本社ビル竣工、台湾向けに配管部品「グリースニップル」輸出も試みました。営業所網はその後も拡充の一途を辿り、昭和46年には全国15カ所を数えます。
ホースバンドとの出会い
【昭和52年~平成2年】ドイツ・イギリス・イタリアメーカーとの取引開始この時代、変動相場制移行による円高と石油ショックは、輸出事業の減収をもたらしました。新しい方向を模索していたところに、後に主力商品となる「ホースバンド」との出会いが待っていました。自国商品のPRに訪れた英国大使館員から紹介されたJCS社と、出張先の台湾で見たドイツのメーカーの2つの製品が、その後の戦略に大きく影響を与えることになります。昭和55年に2社と相次いで代理店契約を締結、輸入事業を開始します。昭和62年からはイタリア製「ボールバルブ」も輸入開始。海外から直輸入、直販売方式を採用。営業所も増やし、独自の即納体制を敷きました。再び主力商品を得た岡田産業(現フローバル株式会社)は、好景気にも後押しされ、上昇気流に乗っていきます。
「自社ブランド」海外生産開始
【平成3年~平成19年】空前の好景気から一転、「バブル崩壊」の試練が訪れます。顧客の不振、多額の借入金、抱え込んだ在庫、資産価値の下落、これらの苦しみのなか、岡田産業(現フローバル株式会社)は活路を海外、特にアジアに見出します。新たな主役は食品・半導体産業界から強い要望があった「ステンレス製品」。欧米にボールバルブ製品を供給する優秀なメーカーを発見し、取引を開始しました。1997年には3代目社長に岡田吉高が就任。若きリーダーのもとで経営の建て直しに着手し、財務・組織・人事など、社のあらゆる分野にメスを入れ始めます。また、創業時代からの「岡田DNA」を再確認し、より高品質でコストパフォーマンスに優れた配管部品製品を求めて、欧米・アジアを奔走。アメリカ・イギリス・韓国の各メーカーとパートナーシップを結びます。さらに創業百年の夢である「海外マーケット進出」に向け、自社ブランド製品を海外協力工場への委託により生産開始。2003年からはISO9001認証取得など、次代への新戦略を次々と打ち出しています。
社名変更、BtoB通販事業開始
【平成20年~】2010年に創業100年を迎えることを節目として、2008年(平成20年)4月より、新社名「フローバル株式会社」に変更しました。“フローバル”は、当社理念の「配管部品」にちなんだ“フロー(流体)”に、私たちの独自色である海外ネットワークから連想した“グローバル(地球規模)”を合成した言葉で、当社将来のあるべき姿、進むべき道を表現しています。また同年、当社主力商品である継手・ホースニップルを中心にラインナップした、国内初の配管専門BtoB通販サイト「配管部品.com」をオープン。今では配管に留まらず、作業用品や工具など、約50万点を扱うサイトへと成長しました。製造業・工事業の多くのユーザー様にご利用いただいています。
令和6年~
2024年に電設資材を中心とした電材部品.comオープン
電線や電線管付属品、配線器具などの住宅電気設備からブレーカー・換気扇・テレビ受信機器まで幅広い分野の電設資材をラインナップ。
在庫品なら最短即日出荷。優れた品質と安さが自慢のプライベートブランドも。