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カップリングとは?種類や比較ポイントを紹介
電線管をつなげる際は、カップリングという配線資材を活用します。カップリングは電線管の長さを伸ばしたり、違う電線管同士を安全に接続したりする際に便利な配線資材なので、多くの現場で活用されています。 ただし、カップリングにはいくつか種類があるため、現場ごとにどのカップリングが適しているのか事前に把握しておくことが大切です。 そこで今回は、カップリングの概要や、種類別に用途をご紹介します。最後にカップリングの比較ポイントもご紹介するので、カップリング選びにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。 目次 カップリングとは カップリングの種類・用途 カップリング ねじなしカップリング コンビネーションカップリング TSカップリング パイコン カップリングの交換時期の目安 カップリングの選び方・比較ポイント カップリングを扱う主なメーカー カップリングとは カップリングとは、電線管同士を接続する際に使用する配線資材です。カップリングはサイズの違う電線管や、鋼製電線管と合成樹脂電線管など、種類の違う電線管同士を接続する際にも使用されます。 カップリングは接続する電線管の種類に合わせ、ねじ付きタイプと、ねじなしタイプがあります。 カップリングを屋外で使用する際は、雨水や砂埃などが侵入して電線がショートしないように、事前に防水パッキンや袋ナットを使用した防水処理が必要です。 カップリングの種類・用途 ここからは、カップリングの種類を用途とともに解説します。 カップリング カップリングとは、内側がねじ切られているカップリングです。そのため、差し込む電線管も両端がねじ切られているものを使用します。 電線管を切断してカップリングにねじ込む際は、挿入部分が浅くならないように電線管へマークを付け、十分な深さを確保してから切断します。また、ねじ込む際は接続不良を防ぐために、切断した端部のバリを十分に除去する作業も必要です。 ねじなしカップリング ねじなしカップリングとは、カップリングの内部がねじ切られていないカップリングです。そのため、ねじなしカップリングは差し込む電線管もねじ切られていないタイプを使用します。 ねじなしカップリングは電線管を差し込んだだけでは抜け落ちてしまうので、カップリングに付いている固定ねじを締めて電線管を固定します。固定ねじは電線管に当たったら締めるのをやめるのではなく、完全にねじ切るまで締めることが重要です。 コンビネーションカップリング コンビネーションカップリングとは、種類が異なる電線管を接続する際に使用するカップリングです。具体的には、露出配線から埋設配線に変更したいときや、鋼製電線管を硬質ビニル管に変更したいときなどに使用します。 コンビネーションカップリングは、ねじなし電線管とねじ付き電線管だけでなく、合成樹脂可とう電線管(PF管)や硬貨ビニル電線管(VE管)、防水プリカなど、どのような電線管同士でも接続できるように豊富な種類で販売されています。 TSカップリング...
カップリングとは?種類や比較ポイントを紹介
電線管をつなげる際は、カップリングという配線資材を活用します。カップリングは電線管の長さを伸ばしたり、違う電線管同士を安全に接続したりする際に便利な配線資材なので、多くの現場で活用されています。 ただし、カップリングにはいくつか種類があるため、現場ごとにどのカップリングが適しているのか事前に把握しておくことが大切です。 そこで今回は、カップリングの概要や、種類別に用途をご紹介します。最後にカップリングの比較ポイントもご紹介するので、カップリング選びにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。 目次 カップリングとは カップリングの種類・用途 カップリング ねじなしカップリング コンビネーションカップリング TSカップリング パイコン カップリングの交換時期の目安 カップリングの選び方・比較ポイント カップリングを扱う主なメーカー カップリングとは カップリングとは、電線管同士を接続する際に使用する配線資材です。カップリングはサイズの違う電線管や、鋼製電線管と合成樹脂電線管など、種類の違う電線管同士を接続する際にも使用されます。 カップリングは接続する電線管の種類に合わせ、ねじ付きタイプと、ねじなしタイプがあります。 カップリングを屋外で使用する際は、雨水や砂埃などが侵入して電線がショートしないように、事前に防水パッキンや袋ナットを使用した防水処理が必要です。 カップリングの種類・用途 ここからは、カップリングの種類を用途とともに解説します。 カップリング カップリングとは、内側がねじ切られているカップリングです。そのため、差し込む電線管も両端がねじ切られているものを使用します。 電線管を切断してカップリングにねじ込む際は、挿入部分が浅くならないように電線管へマークを付け、十分な深さを確保してから切断します。また、ねじ込む際は接続不良を防ぐために、切断した端部のバリを十分に除去する作業も必要です。 ねじなしカップリング ねじなしカップリングとは、カップリングの内部がねじ切られていないカップリングです。そのため、ねじなしカップリングは差し込む電線管もねじ切られていないタイプを使用します。 ねじなしカップリングは電線管を差し込んだだけでは抜け落ちてしまうので、カップリングに付いている固定ねじを締めて電線管を固定します。固定ねじは電線管に当たったら締めるのをやめるのではなく、完全にねじ切るまで締めることが重要です。 コンビネーションカップリング コンビネーションカップリングとは、種類が異なる電線管を接続する際に使用するカップリングです。具体的には、露出配線から埋設配線に変更したいときや、鋼製電線管を硬質ビニル管に変更したいときなどに使用します。 コンビネーションカップリングは、ねじなし電線管とねじ付き電線管だけでなく、合成樹脂可とう電線管(PF管)や硬貨ビニル電線管(VE管)、防水プリカなど、どのような電線管同士でも接続できるように豊富な種類で販売されています。 TSカップリング...
プレートとは?種類や比較ポイントを紹介
コンセントやスイッチを取り付ける際は、本体を保護するためにプレートを取り付けます。プレートは白やアイボリーが一般的ですが、今ではさまざまな色・材質・デザインのプレートが販売されているので、ご自身の好みや部屋の雰囲気にあわせてお好きなタイプを選んでみましょう。 今回は、プレートとは何かといった基本情報から、プレートの種類、比較ポイントなどをご紹介します。 目次 プレートとは プレートの種類・用途 コンセントプレート スイッチプレート カバープレート(メクラプレート) スイッチ用ハンドル ブランクチップ 取付枠 ラウンド型 スクエア型 腰高 新金 ステンレス製 プレートの交換時期の目安 プレートの選び方・比較ポイント プレートを扱う主なメーカー プレートとは プレートとは、コンセントやスイッチを保護するためのカバーです。そのため、プレートはカバーと呼ばれることもあります。 スイッチやコンセントは、電気工事士の資格がないと付け替えられません。しかし、プレートは資格がなくても簡単に取り換えが可能です。 プレートの材質はプラスチックが一般的ですが、木やステンレス、陶器、アルミなど、変わった材質のプレートも販売されています。プレートを取り換えるだけで部屋の雰囲気がガラッと変わることもあるので、気軽にできるDIYとしてプレートの取り換えもおすすめです。 プレートの種類・用途 ここからは、プレートの種類を用途と一緒にご紹介します。 コンセントプレート コンセントプレートとは、コンセントを保護するために付けるプレートです。一般的には白やアイボリーのプラスチックプレートが使用されますが、耐久性や見た目の美しさを重視する場合は新金属のプレートをおすすめします。 コンセントプレートには、不要になったコンセントの穴を塞ぐプレートや、コンセントの無断使用を防ぐための鍵付きプレートもあります。いずれも色にバリエーションがあるので、壁紙の色にプレートの色をあわせてみましょう。 スイッチプレート スイッチプレートとは、スイッチを保護するために付けるプレートです。コンセントプレート同様、一般的には白やアイボリーのプラスチックプレートが使用されています。...
プレートとは?種類や比較ポイントを紹介
コンセントやスイッチを取り付ける際は、本体を保護するためにプレートを取り付けます。プレートは白やアイボリーが一般的ですが、今ではさまざまな色・材質・デザインのプレートが販売されているので、ご自身の好みや部屋の雰囲気にあわせてお好きなタイプを選んでみましょう。 今回は、プレートとは何かといった基本情報から、プレートの種類、比較ポイントなどをご紹介します。 目次 プレートとは プレートの種類・用途 コンセントプレート スイッチプレート カバープレート(メクラプレート) スイッチ用ハンドル ブランクチップ 取付枠 ラウンド型 スクエア型 腰高 新金 ステンレス製 プレートの交換時期の目安 プレートの選び方・比較ポイント プレートを扱う主なメーカー プレートとは プレートとは、コンセントやスイッチを保護するためのカバーです。そのため、プレートはカバーと呼ばれることもあります。 スイッチやコンセントは、電気工事士の資格がないと付け替えられません。しかし、プレートは資格がなくても簡単に取り換えが可能です。 プレートの材質はプラスチックが一般的ですが、木やステンレス、陶器、アルミなど、変わった材質のプレートも販売されています。プレートを取り換えるだけで部屋の雰囲気がガラッと変わることもあるので、気軽にできるDIYとしてプレートの取り換えもおすすめです。 プレートの種類・用途 ここからは、プレートの種類を用途と一緒にご紹介します。 コンセントプレート コンセントプレートとは、コンセントを保護するために付けるプレートです。一般的には白やアイボリーのプラスチックプレートが使用されますが、耐久性や見た目の美しさを重視する場合は新金属のプレートをおすすめします。 コンセントプレートには、不要になったコンセントの穴を塞ぐプレートや、コンセントの無断使用を防ぐための鍵付きプレートもあります。いずれも色にバリエーションがあるので、壁紙の色にプレートの色をあわせてみましょう。 スイッチプレート スイッチプレートとは、スイッチを保護するために付けるプレートです。コンセントプレート同様、一般的には白やアイボリーのプラスチックプレートが使用されています。...
合成樹脂管とは?種類や用途について解説
電線を保護する資材のひとつに、合成樹脂管があります。合成樹脂管は絶縁性や耐水性、耐油性に優れているため、幅広い環境での使用が可能です。 ただし、合成樹脂管にはPF管・CD管・VE管・FEP管と4つの種類があるので、それぞれの特徴を生かした環境下で使用しなくてはなりません。 そこで今回は、合成樹脂管の概要とともに、合成樹脂管の種類や用途を解説します。 目次 合成樹脂管とは 合成樹脂管の種類と用途 PF管 CD管 VE管 FEP管 合成樹脂管とは 合成樹脂管とは、電線を保護するための電線管です。塩化ビニルを主な材料として使用されていることから、塩ビパイプ、ビーパイとも呼ばれます。 合成樹脂管は、電線管の特性に合わせて屋内外の施工現場で使用できるだけでなく、絶縁性や耐水性、耐油性にも優れているので、腐食に強い点も大きな特長です。ただし、強度は金属製の電線管より弱いため、圧力がかかる場所での使用には適していません。 合成樹脂管は「PF管」「CD管」「VE管」「FEP管」の4種類があるので、施工する際は、事前にそれぞれの合成樹脂管の特徴を把握しておく必要があります。 合成樹脂管の種類と用途 ここでは合成樹脂管の種類と用途について解説します。 PF管 PF管とは、柔軟性と自己消化性を兼ねそなえた合成樹脂管です。そのため、直射日光が当たる屋外や、火災が起きる可能性のある場所でも安心して使用できます。 また、見た目が似ているCD管と区別しやすいよう、ブラック・ホワイト・アイボリー・ベージュなど、さまざまな色で作られている点も特徴です。施工場所と近い色のPF管を選択すると、配管が目立ちにくくなります。 さらに、PF管は内側がなめらかで電線を引き込みやすい点や、電子機器の近くで使用しても電磁干渉を起こさない点もメリットです。 ただし、PF管は気温の影響をダイレクトに受けるので、冬は硬くなりやすく、曲げる際に割れてしまう危険性があります。一方、夏はやわらかくなりやすいため、予想外の方向に曲がってしまいやすい点がデメリットです。 PF管は、主に以下のメーカーで取り扱っています。 パナソニック 未来工業 古河電気工業 カナフレックス バクマ工業 CD管 CD管とは、自己消化性を持たないコンクリート埋め込み専用の合成樹脂管です。見た目はPF管と似ていますが、間違えにくいよう、CD管は必ずオレンジ色で作られています。 CD管はケーブルを保護するための露出配管として使用されることもありますが、CD管には耐候性がなく、CVなどの電力ケーブルを入れると発火する恐れがあるので、基本的にはコンクリートに埋め込んで使用します。配管をコンクリートに埋め込まない場合は、先にご紹介したPF管を使用しましょう。...
合成樹脂管とは?種類や用途について解説
電線を保護する資材のひとつに、合成樹脂管があります。合成樹脂管は絶縁性や耐水性、耐油性に優れているため、幅広い環境での使用が可能です。 ただし、合成樹脂管にはPF管・CD管・VE管・FEP管と4つの種類があるので、それぞれの特徴を生かした環境下で使用しなくてはなりません。 そこで今回は、合成樹脂管の概要とともに、合成樹脂管の種類や用途を解説します。 目次 合成樹脂管とは 合成樹脂管の種類と用途 PF管 CD管 VE管 FEP管 合成樹脂管とは 合成樹脂管とは、電線を保護するための電線管です。塩化ビニルを主な材料として使用されていることから、塩ビパイプ、ビーパイとも呼ばれます。 合成樹脂管は、電線管の特性に合わせて屋内外の施工現場で使用できるだけでなく、絶縁性や耐水性、耐油性にも優れているので、腐食に強い点も大きな特長です。ただし、強度は金属製の電線管より弱いため、圧力がかかる場所での使用には適していません。 合成樹脂管は「PF管」「CD管」「VE管」「FEP管」の4種類があるので、施工する際は、事前にそれぞれの合成樹脂管の特徴を把握しておく必要があります。 合成樹脂管の種類と用途 ここでは合成樹脂管の種類と用途について解説します。 PF管 PF管とは、柔軟性と自己消化性を兼ねそなえた合成樹脂管です。そのため、直射日光が当たる屋外や、火災が起きる可能性のある場所でも安心して使用できます。 また、見た目が似ているCD管と区別しやすいよう、ブラック・ホワイト・アイボリー・ベージュなど、さまざまな色で作られている点も特徴です。施工場所と近い色のPF管を選択すると、配管が目立ちにくくなります。 さらに、PF管は内側がなめらかで電線を引き込みやすい点や、電子機器の近くで使用しても電磁干渉を起こさない点もメリットです。 ただし、PF管は気温の影響をダイレクトに受けるので、冬は硬くなりやすく、曲げる際に割れてしまう危険性があります。一方、夏はやわらかくなりやすいため、予想外の方向に曲がってしまいやすい点がデメリットです。 PF管は、主に以下のメーカーで取り扱っています。 パナソニック 未来工業 古河電気工業 カナフレックス バクマ工業 CD管 CD管とは、自己消化性を持たないコンクリート埋め込み専用の合成樹脂管です。見た目はPF管と似ていますが、間違えにくいよう、CD管は必ずオレンジ色で作られています。 CD管はケーブルを保護するための露出配管として使用されることもありますが、CD管には耐候性がなく、CVなどの電力ケーブルを入れると発火する恐れがあるので、基本的にはコンクリートに埋め込んで使用します。配管をコンクリートに埋め込まない場合は、先にご紹介したPF管を使用しましょう。...
ボックスとは?種類や比較ポイントを紹介
ケーブルや電線を接続したり保護したりする際は、ボックスという配線資材を使用します。ただし、ボックスには複数の種類があるので、使用場所や配線の分岐数などにあわせて最適なタイプを選ぶことが大切です。 そこで今回は配線資材のひとつであるボックスについて、概要だけでなく、種類や交換時期、選び方まで具体的にご紹介します。記事の最後ではボックスを取り扱っている日本の主要メーカーもご紹介するので、あわせてご覧ください。 目次 ボックスとは ボックスの種類・用途 アウトレットボックス プルボックス コンクリートボックス スイッチボックス 丸型露出ボックス ユニバーサルエルボ 1方出 2方出 エントランスキャップ ボックスの交換時期の目安 ボックスの選び方・比較ポイント ボックスを扱う主なメーカー ボックスとは ボックスとは、ケーブル同士の接続部分を保護したり、電線管内のケーブルを取り扱いやすくしたりするための配線資材です。ボックスには以下の役割があります。 ボックスの役割 ケーブル接続部分にホコリが付いたり、ネズミが噛みついたりしないように保護する 電線管のケーブルを扱いやすくする 電線管を壁内で固定する 壁にコンセントやスイッチを接続する際に壁材の負担を軽減する とくに、1区間の電線管が30mを超える場所や、壁内にある電線管の定期点検がしにくい場所では、国土交通省が定める「建築設備設計基準」により、ボックスの設置が義務付けられています。 ボックスの種類・用途 ここでは、ボックスの種類別に用途を解説します。 アウトレットボックス アウトレットボックスとは、ケーブルや電線の配線工事を行う際、配線を分岐したり接続したりする際に使用するボックスです。また、電線の引き出しやスイッチ・コンセント・照明器具の取り付け、電話配線の取り出しを行う際にも使用されます。 アウトレットボックスは、天井内に埋め込んだり、露出で配線させたりと用途幅が広いです。材質もステンレス・樹脂・銅と複数あるため、使用場所に適したボックスを使用できます。...
ボックスとは?種類や比較ポイントを紹介
ケーブルや電線を接続したり保護したりする際は、ボックスという配線資材を使用します。ただし、ボックスには複数の種類があるので、使用場所や配線の分岐数などにあわせて最適なタイプを選ぶことが大切です。 そこで今回は配線資材のひとつであるボックスについて、概要だけでなく、種類や交換時期、選び方まで具体的にご紹介します。記事の最後ではボックスを取り扱っている日本の主要メーカーもご紹介するので、あわせてご覧ください。 目次 ボックスとは ボックスの種類・用途 アウトレットボックス プルボックス コンクリートボックス スイッチボックス 丸型露出ボックス ユニバーサルエルボ 1方出 2方出 エントランスキャップ ボックスの交換時期の目安 ボックスの選び方・比較ポイント ボックスを扱う主なメーカー ボックスとは ボックスとは、ケーブル同士の接続部分を保護したり、電線管内のケーブルを取り扱いやすくしたりするための配線資材です。ボックスには以下の役割があります。 ボックスの役割 ケーブル接続部分にホコリが付いたり、ネズミが噛みついたりしないように保護する 電線管のケーブルを扱いやすくする 電線管を壁内で固定する 壁にコンセントやスイッチを接続する際に壁材の負担を軽減する とくに、1区間の電線管が30mを超える場所や、壁内にある電線管の定期点検がしにくい場所では、国土交通省が定める「建築設備設計基準」により、ボックスの設置が義務付けられています。 ボックスの種類・用途 ここでは、ボックスの種類別に用途を解説します。 アウトレットボックス アウトレットボックスとは、ケーブルや電線の配線工事を行う際、配線を分岐したり接続したりする際に使用するボックスです。また、電線の引き出しやスイッチ・コンセント・照明器具の取り付け、電話配線の取り出しを行う際にも使用されます。 アウトレットボックスは、天井内に埋め込んだり、露出で配線させたりと用途幅が広いです。材質もステンレス・樹脂・銅と複数あるため、使用場所に適したボックスを使用できます。...
スイッチとは?種類や比較ポイントを紹介
スイッチは、私たちが生活をする上でかかせない配線器具です。 ただし、スイッチには多くの種類があるので、それぞれの特性を理解し、適切な場所で使用することが大切です。 そこで今回は、スイッチの概要とともに、スイッチの種類や用途、交換目安や比較ポイントをご紹介します。 記事の最後ではスイッチを扱う主要メーカーもご紹介するので、あわせてご覧ください。 目次 スイッチとは スイッチの種類・用途 B(片切) C(3路) D(両切) E(4路) パイロット ホタル 表示付き ネーム付き かってにスイッチ タイムスイッチ 遅れスイッチ 調光スイッチ スイッチの交換時期の目安 スイッチの選び方・比較ポイント スイッチを扱う主なメーカー スイッチとは スイッチとは、電気回路のオンとオフを切り替えたり、電気回路の流れを変えたりする際に使用する部品です。 スイッチの裏側には、電気の通り道となる金属片が付けられています。スイッチを操作して金属片が回路につながったり離れたりすると、それに連動して電気のオン・オフが切り替わる仕組みです。 スイッチには押しボタン式のほか、スライド式、トグル式などさまざまな形状があるので、部屋の雰囲気や用途にあわせて最適なものを選んでみましょう。 電線管の種類と用途 この項目では、スイッチの種類を用途とともにご紹介します。 B(片切) B(片切)とは、1つのスイッチで1つの電気回路を操作するスイッチです。玄関や寝室、キッチン、リビング浴室など、スイッチの中でもっとも多く使用されています。...
スイッチとは?種類や比較ポイントを紹介
スイッチは、私たちが生活をする上でかかせない配線器具です。 ただし、スイッチには多くの種類があるので、それぞれの特性を理解し、適切な場所で使用することが大切です。 そこで今回は、スイッチの概要とともに、スイッチの種類や用途、交換目安や比較ポイントをご紹介します。 記事の最後ではスイッチを扱う主要メーカーもご紹介するので、あわせてご覧ください。 目次 スイッチとは スイッチの種類・用途 B(片切) C(3路) D(両切) E(4路) パイロット ホタル 表示付き ネーム付き かってにスイッチ タイムスイッチ 遅れスイッチ 調光スイッチ スイッチの交換時期の目安 スイッチの選び方・比較ポイント スイッチを扱う主なメーカー スイッチとは スイッチとは、電気回路のオンとオフを切り替えたり、電気回路の流れを変えたりする際に使用する部品です。 スイッチの裏側には、電気の通り道となる金属片が付けられています。スイッチを操作して金属片が回路につながったり離れたりすると、それに連動して電気のオン・オフが切り替わる仕組みです。 スイッチには押しボタン式のほか、スライド式、トグル式などさまざまな形状があるので、部屋の雰囲気や用途にあわせて最適なものを選んでみましょう。 電線管の種類と用途 この項目では、スイッチの種類を用途とともにご紹介します。 B(片切) B(片切)とは、1つのスイッチで1つの電気回路を操作するスイッチです。玄関や寝室、キッチン、リビング浴室など、スイッチの中でもっとも多く使用されています。...
ブレーカーとは?種類や用途について解説
電気を安全に使用するためには、ブレーカーの存在が欠かせません。ブレーカーがあることにより、過電流やショート、漏電などの事故を防止できます。 しかし、ブレーカーは用途別に種類が分かれているため、どのブレーカーが何に使われるのかを把握しておかなければ、最適な場所へ設置できません。 そこで今回は、ブレーカーの概要や種類、用途を解説します。最後にブレーカーを取り扱っている主要メーカーもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 目次 ブレーカーとは ブレーカーの種類と用途 安全ブレーカー サーキットブレーカー 漏電ブレーカー 小型漏電ブレーカー ケースブレーカー ブレーカーを取り扱う主要メーカー パナソニック 河村電器産業 日東工業 テンパール工業 ブレーカーとは ブレーカーとは、電気回路の異常による事故を未然に防ぐための装置です。ブレーカーは配線用遮断器とも呼ばれており、以下のような異常が起きたときは自動でスイッチが「切」に切り替わり、電気回路が遮断される仕組みになっています。 過電流:ブレーカーで設定した電圧を越えた電流が流れること ショート:絶縁不良により、瞬時に大きな電流が流れてしまうこと 漏電:電気がルート外に流れ出してしまうこと ブレーカーの種類と用途 ここでは、ブレーカーの種類と用途を解説します。 安全ブレーカー 安全ブレーカーとは、電流が流れすぎている回路や、ショートしている回線が自動で遮断されるブレーカーで、10A~30Aの小電流回路を保護する役割を持ちます。具体的には、回線に一定以上の電流が流れたり、使用している電気機器の故障、およびコードの傷みにより回線がショートしたりした場合に電気回路が遮断される仕組みです。 安全ブレーカーは、分電盤から「風呂場」「リビング」など各部屋へ回路が伸びているため、異常が起きた場所を発見しやすいといった特徴があります。ただし、漏電を保護する機能は付いていないので、漏電も防ぎたい場合は漏電保護機能が付いた安全ブレーカーを選ぶ必要があります。 サーキットブレーカー サーキットブレーカーは、安全ブレーカーの別名です。安全ブレーカーと同じく、電気の使いすぎによる過電流やショートが起きたときに電流を自動的に遮断し、配線を保護します。 過電流やショートは家電製品の故障につながるだけでなく、電気火災の原因にもなりうるため、家庭の電気システムを安全に使用するためにはサーキットブレーカー(安全ブレーカー)の設置が欠かせません。 サーキットブレーカーは落ちたときに自分でスイッチを上げて復旧する必要があります。そのため、設置場所は手の届く範囲が望ましいですが、あまり低い場所に設置するとホコリが入り込んでしまうので、床上2mあたりの設置がおすすめです。...
ブレーカーとは?種類や用途について解説
電気を安全に使用するためには、ブレーカーの存在が欠かせません。ブレーカーがあることにより、過電流やショート、漏電などの事故を防止できます。 しかし、ブレーカーは用途別に種類が分かれているため、どのブレーカーが何に使われるのかを把握しておかなければ、最適な場所へ設置できません。 そこで今回は、ブレーカーの概要や種類、用途を解説します。最後にブレーカーを取り扱っている主要メーカーもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 目次 ブレーカーとは ブレーカーの種類と用途 安全ブレーカー サーキットブレーカー 漏電ブレーカー 小型漏電ブレーカー ケースブレーカー ブレーカーを取り扱う主要メーカー パナソニック 河村電器産業 日東工業 テンパール工業 ブレーカーとは ブレーカーとは、電気回路の異常による事故を未然に防ぐための装置です。ブレーカーは配線用遮断器とも呼ばれており、以下のような異常が起きたときは自動でスイッチが「切」に切り替わり、電気回路が遮断される仕組みになっています。 過電流:ブレーカーで設定した電圧を越えた電流が流れること ショート:絶縁不良により、瞬時に大きな電流が流れてしまうこと 漏電:電気がルート外に流れ出してしまうこと ブレーカーの種類と用途 ここでは、ブレーカーの種類と用途を解説します。 安全ブレーカー 安全ブレーカーとは、電流が流れすぎている回路や、ショートしている回線が自動で遮断されるブレーカーで、10A~30Aの小電流回路を保護する役割を持ちます。具体的には、回線に一定以上の電流が流れたり、使用している電気機器の故障、およびコードの傷みにより回線がショートしたりした場合に電気回路が遮断される仕組みです。 安全ブレーカーは、分電盤から「風呂場」「リビング」など各部屋へ回路が伸びているため、異常が起きた場所を発見しやすいといった特徴があります。ただし、漏電を保護する機能は付いていないので、漏電も防ぎたい場合は漏電保護機能が付いた安全ブレーカーを選ぶ必要があります。 サーキットブレーカー サーキットブレーカーは、安全ブレーカーの別名です。安全ブレーカーと同じく、電気の使いすぎによる過電流やショートが起きたときに電流を自動的に遮断し、配線を保護します。 過電流やショートは家電製品の故障につながるだけでなく、電気火災の原因にもなりうるため、家庭の電気システムを安全に使用するためにはサーキットブレーカー(安全ブレーカー)の設置が欠かせません。 サーキットブレーカーは落ちたときに自分でスイッチを上げて復旧する必要があります。そのため、設置場所は手の届く範囲が望ましいですが、あまり低い場所に設置するとホコリが入り込んでしまうので、床上2mあたりの設置がおすすめです。...