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プレートとは?種類や比較ポイントを紹介

プレートとは?

コンセントやスイッチを取り付ける際は、本体を保護するためにプレートを取り付けます。
プレートは白やアイボリーが一般的ですが、今ではさまざまな色・材質・デザインのプレートが販売されているので、ご自身の好みや部屋の雰囲気にあわせてお好きなタイプを選んでみましょう。

今回は、プレートとは何かといった基本情報から、プレートの種類、比較ポイントなどをご紹介します。

プレートとは

プレートとは、コンセントやスイッチを保護するためのカバーです。
そのため、プレートはカバーと呼ばれることもあります。

スイッチやコンセントは、電気工事士の資格がないと付け替えられません。
しかし、プレートは資格がなくても簡単に取り換えが可能です。 プレートの材質はプラスチックが一般的ですが、木やステンレス、陶器、アルミなど、変わった材質のプレートも販売されています。
プレートを取り換えるだけで部屋の雰囲気がガラッと変わることもあるので、気軽にできるDIYとしてプレートの取り換えもおすすめです。

プレートの種類・用途

ここからは、プレートの種類を用途と一緒にご紹介します。

コンセントプレート

コンセントプレートとは、コンセントを保護するために付けるプレートです。

一般的には白やアイボリーのプラスチックプレートが使用されますが、耐久性や見た目の美しさを重視する場合は新金属のプレートをおすすめします。
コンセントプレートには、不要になったコンセントの穴を塞ぐプレートや、コンセントの無断使用を防ぐための鍵付きプレートもあります。

いずれも色にバリエーションがあるので、壁紙の色にプレートの色をあわせてみましょう。

スイッチプレート

片切スイッチ

スイッチプレートとは、スイッチを保護するために付けるプレートです。
コンセントプレート同様、一般的には白やアイボリーのプラスチックプレートが使用されています。

スイッチは1つのプレート内にはめ込めるスイッチ数を変更できるため、スイッチプレートはスイッチの数にあわせたものを選びましょう。

また、スイッチは複数個を縦横自由に配置できるので、スイッチプレートを選ぶ際はスイッチの配置も意識する必要があります。

カバープレート(メクラプレート)

カバープレート(メクラプレート)とは、不要になったコンセントやスイッチの穴を塞ぐために付けるプレートです。
また、施工時に開けた穴を塞ぐ目的としても使用されます。

カバープレートには穴が開いていないので、開口穴を完全に塞ぐことが可能です。
カバープレートは複数の色から選択できるので、壁紙にあわせた色を選ぶと違和感を軽減できます。

ちなみに、カバープレートは「おめかしプレート」とも呼ばれます。

スイッチ用ハンドル

スイッチ用ハンドル

スイッチ用ハンドルとは、スイッチの操作部分です
。スイッチはハンドルを押すと電気回路がつながったり離れたりするため、それにともない照明も付いたり消えたりします。

ハンドルにはさまざまなサイズや種類があります。
ランプ付きや表示付きのものなど、用途によって使い分けできるので、部屋の雰囲気や設置場所にニーズにあわせて最適なハンドルを選びましょう。

ブランクチップ

ブランクチップ

ブランクチップとは、スイッチを外した場所を保護するプレートです。
もともと2連や3連ではめ込まれていたスイッチを外すと穴が開いてしまいますが、ブランクチップを該当部分にはめ込むと、穴を隠せます。

また、ブランクチップは穴を隠すだけでなく、内部にホコリや水などが入らないようにする役割もあります。
スイッチを取り換えて数が減ったときは、ブランクチップをはめ込むのがおすすめです。

取付枠

取付枠

取付枠とは、プレートを壁に取り付けて固定するための下地枠であり、コンセントを固定するための役割も持っています。
取付枠にはプレートを壁に固定するためのビス受けが付いているので、取付枠を選ぶ際は、取り付けるプレートに対応しているものを選びましょう。

取付枠は直接ボードに固定するタイプが主流ですが、電流の漏れを完全にカットできるポリカーボネート性の絶縁タイプもあるため、取付枠も用途にあわせて最適なものを選んでください。

ラウンド型

ラウンド型とは、プレートの四隅が丸くなっているタイプのプレートです。
ラウンド型はやわらかい雰囲気を演出できるだけでなく、さまざまな場所で使いやすいデザインとなっています。

プレートの四隅は目立ちにくい部分ですが、ここが変わるだけで部屋の印象は意外に大きく変わるため、しっくりこないプレートが設置されているときは、ラウンド型へ変更してみるのもおすすめです。

スクエア型

スクエア型とは、プレートの四隅が直角タイプのプレートです。
スクエア型はラウンド型と違い、スタイリッシュでシンプルな雰囲気を演出できるため、クールでかっこいい部屋作りをしたいときに適しています。

室内の家具やコントローラーの形状に角ばったタイプが多い場合は、スクエア型を選んだほうが部屋の統一感も生まれやすいです。

部屋の印象はプレートの四隅を変えるだけでも大きく変化するので、スタイリッシュな雰囲気がお好きな方は、プレートを変えるところからリフォームを楽しんでみましょう。

腰高

腰高とは、既存のコンセントから配線を露出させるために取り付けるプレートです。
プレートをコンセントに取り付けると、コンセントが壁から15mm~17mm程度飛び出るため、壁の中から安全に配線を露出できます。

腰高プレートを使用すると、分岐タップや延長コードに頼らなくても安全にコンセントを分岐させたり増設したりできます。
露出した配線は、配線カバーで覆うと見た目もきれいです。

新金

新金とは、耐食アルミニウム合金を使用したプレートです。
耐久性や耐食性に優れているので、コンセントを頻繁に抜き差しする場所のコンセントプレートとして使用されます。

ただし、新金で作られたプレートは一般住宅になじみにくいデザインをしています。
とはいえ、クラシックスタイルを好むご家庭であれば、新金プレートが家の雰囲気にピッタリ似合うでしょう。

ステンレス製

ステンレス製とは、ステンレスで作られたスイッチ・コンセントプレートです。
ステンレス製のプレートは使用頻度が高い場所でも割れにくく、傷も付きにくいので、長期間使用していても劣化具合が気になりません。

また、ステンレス製のプレートは工業的な雰囲気を演出してくれるため、アメリカンスタイルを好むご家庭や、ガレージなどへ取り付けると、より雰囲気にマッチします。

プレートの交換時期の目安

スイッチの交換時期の目安

プレートにひび割れや傷、拭いても取れない汚れが付いてしまったときは、交換がおすすめです。

一緒に使用するコンセントやスイッチは約10年で寿命を迎えるので、だいたい10年を目安にプレートも交換を検討しましょう。

ただし、プレートは一緒に使用するコンセントやスイッチと同じメーカー、シリーズでないと対応していないケースがほとんどなので、プレートを取り換える際は、使用するコンセントやスイッチを確認しましょう。

プレートの選び方・比較ポイント

先ほども解説したとおり、プレートは一緒に使用するコンセントやスイッチと同じメーカー、シリーズでないと使用できない場合が多いので、まずは規格を確認しましょう。

スイッチやコンセントの規格は、既存のプレートや取付枠を外し、裏側を見ると確認できます。

規格が判明したあとは、部屋の雰囲気やご自身の好みに合ったプレートの素材を選びます。
プレートはプラスチックだけでなく、木製やステンレス、ホーロー、陶器などさまざまなタイプがあるので、お好きなものを選びましょう。

グレーシアシリーズ スクエア スイッチプレート2連用 シルバーグレー

最後は、プレートの四隅をラウンド型にするか、スクエア型にするかを選びます。
ラウンド型のほうがどのような空間にもなじみやすいですが、エッジを効かせたいときや、クールなデザインにしたいときはスクエア型がおすすめです。

プレートを扱う主なメーカー

プレートは、主に以下のメーカーが取り扱っています。
  • パナソニックパナソニック
  • 神保電器神保電器
  • 東芝東芝

各メーカーでは以下のようなシリーズを販売しています。

各メーカーが取り扱うプレートシリーズ

  • パナソニック

    パナソニック

    アドバンス・コスモ・フルカラーなど
  • 東芝

    東芝

    WIDE-I・E'sワイド・E's
  • 神保電器

    神保電器

    J-WIDEスリム・J-WIDE

それぞれデザインや形状が異なるので、プレートをお探しの際は、各メーカーの商品を見比べてみましょう。

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